仙台育英・須江航監督 名スピーチ「青春って、すごく密」の背景明かす「昨年優勝した世代は…」

[ 2023年8月3日 22:45 ]

昨夏、甲子園を制し、東北で初めて優勝決めた瞬間の仙台育英ナイン
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 仙台育英の須江航監督(40)が、浦和学院の森士前監督のYouTube「森士チャンネル」に出演。昨夏の甲子園優勝時の名スピーチが生まれた背景を明かした。

 甲子園を感動に包んだ須江監督の「青春って、すごく密なので」のスピーチの根底にはコロナ禍を耐えた「高校生への尊敬」があったという。

 「本校(仙台育英)に限らず全国の学生がかなり不自由な3年間だった。試合が出来ない、練習も出来ない。自分が高校生だったらモチベーション持たない。よく諦めないでやった。尊敬している」

 森氏は「12年前に大震災があって、東北の人たちはの我慢強さ。そういう生活を余儀なくされてきた小さい頃からの環境も彼らの中ではいきているのかもしれない」と話した。

 須江監督は「昨年優勝した世代は小学校入学のタイミングで震災にあっている。優勝した子たちの世代はそういう苦労をしているんですよ」と教えてくれた。

 森氏は「小さい頃からの我慢強さが、ご褒美じゃないけど(甲子園優勝という形で)花開いてくれたというのは喜ばしい」と、うなづいていた。

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