巨人菅野が8回1失点も4敗目 ヤクルトに屈辱KOのリベンジならず 原監督は史上11人目通算1000敗

[ 2023年8月1日 20:23 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年8月1日    東京D )

<巨・ヤ>8回1失点で降板した巨人・菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の菅野智之投手(33)が1日のヤクルト戦(東京ドーム)に先発し、今季最長の8回を投げ5安打1失点と好投したが、打線の援護なく4敗目を喫した。チームは5連勝を逃した。原辰徳監督(65)は史上11人目の監督通算1000敗目となった。

 菅野は初回からフォークボールを投じるなど、多彩な球種、投球術の引き出しを開けてヤクルト打線に対した。

 前回7月17日の対戦では、初回に2本塁打を浴び、自己最短の1/3回を6失点KO。7月31日にはジャイアンツ球場でキャッチボールなどで調整し「凄い悔しい、屈辱的な思いをした。考えすぎてもしょうがないが(やり返すという思いは)あそこから持ち続けている」とリベンジの思いを1球1球に込めた。

 5回まで散発の3安打で無失点。6回先頭の並木に中前打され、この試合初めて無死で走者を許したが、続く山田を内角速球で二飛、塩見を外角低め直球で見逃し三振。さらに村上を一ゴロに抑えた。

 しかし、0―0の7回。先頭のサンタナに左翼線二塁打され、そこから1死一、三塁のピンチを招くと、長岡の打球は二塁へのゴロとなったが、三塁走者が生還して先制を許した。8回まで投げ切ったが、その裏に代打が送られ、3勝目はならなかった。

 打線は終盤の反撃もならず、4安打で零封負けを喫した。

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