3試合で「5」大谷翔平への申告敬遠が急増 現地実況も深刻な状況憂う「エンタメとしての価値が下がる」

[ 2023年8月1日 11:27 ]

インターリーグ   エンゼルス4ー1ブレーブス ( 2023年7月31日    アトランタ )

<ブレーブス・エンゼルス>4回、大谷は安打を放つ(撮影・沢田 明徳) 
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が31日(日本時間8月1日)、敵地アトランタでのブレーブス戦に「2番・DH」で先発出場。両リーグ最速40号到達はお預けとなったが、3打数2安打で、3試合ぶりのマルチ安打をマークした。エンゼルスは3発のソロが飛び出して4-1でブレーブスを下し、2連勝を飾った。ヤンキースが敗れたため、ワイルドカード争いで1つ順位を上げた。

 大谷の第1打席は死球。敵地が騒然となったのは第2打席だった。2死三塁とチャンスではあったが、まだ序盤。にもかかわらず、ブレーブスは申告敬遠を選択。これで3試合で5個目となる申告敬遠となり、勝負を避けられるシーンが急増している。

 現地実況も「敬遠は1試合1回にしてほしい。球場にいるみんながショウヘイ・オオタニを楽しみにしている」とした上で、「こんなことが日常的に続けば、エンターテインメントとしての価値が下がる。エンターテインメントであるべきなんだ」と深刻な状況を憂いた。

 大谷はこの後、第3、4打席と連続で右前打。9回無死一、二塁のチャンスで迎えた第5打席は中堅へ大飛球を放ったが、ブレーブス・ハリスがスーパーキャッチ。40号は幻となった。

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