広島・新井監督 失策が決勝点につながるも「エラーは絶対野球にある。同時に取り返すチャンスはある」

[ 2023年7月28日 22:02 ]

セ・リーグ   広島2-7阪神 ( 2023年7月28日    甲子園 )

<神・広>3回2死一、二塁、森下の右前打を後逸する野間(撮影・北條 貴史)
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 広島が首位攻防戦となった28日の阪神戦に敗れ、首位奪還からわずか1日で陥落。連勝も10で止まり、19年5月以来の11連勝とはならなかった。

 痛かったのは3回の守備だった。1点リードした直後に、小園の失策で近本の出塁を許し、さらに1死一、二塁から森下の右前打を野間が後逸。この間に2者が生還し、逆転を許した。結果的にこれが決勝点となり、ミスが絡む痛恨となった。

 試合後、新井監督は失策が重なったことにも「ミスは起こるので、その次が大切。取り返すチャンスはたくさんある。まだ、次に期待したい」と責めなかった。

 起点となったのも小園の失策からだが「そこはね。どうこう言うことはない。エラーは絶対野球にあるから。それと同時に取り返すチャンスはある。この次が大切」と切り替えた。

 連勝ストップで、後半戦初黒星。それでも「全然いい雰囲気ですよ。ケムナとか本当に久しぶりの登板。イニングまたぎで本当に難しかったと思うし、また次期待したい」と、2番手で4失点したケムナについても次回を期待した。

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