京都翔英、甲子園ならず ドラフト候補・小笠原は無念の申告敬遠「勝負してほしい思いはあったが…」

[ 2023年7月28日 13:46 ]

第105回全国高校野球選手権京都大会決勝   京都翔英6―7立命館宇治 ( 2023年7月28日    わかさスタジアム京都 )

<第105回全国高校野球選手権京都大会決勝 立命館宇治・京都翔英>チームメイトを励ます京都翔英・小笠原(右)(撮影・岸 良祐)
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 今秋ドラフト候補にあがる京都翔英の小笠原蒼(3年)は自身初の聖地にあと一歩届かなかった。

 1点リードの5回1死一塁、1ボールから甘いカーブを捉えた一撃は右翼芝生席ではずむ今夏初本塁打となる高校通算29号2ラン。「前の打席(遊ゴロ)で打ち取られていたのでケアしていた。後ろにつなぐ意識だけもっていた」

 その後、逆転を許し1点ビハインドで迎えた9回2死二塁では申告敬遠で勝負を避けられた。「勝負してほしい思いはあったが、作戦なので」と素直に受け入れた。注目される進路については「プロの世界は厳しいのは分かっている」としながらも、改めてプロ志望届の提出を明言した。

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