広島 止まらない4年ぶり10連勝!会沢が2適時打 床田緊急降板も救援陣が奮闘 阪神敗れて単独首位に

[ 2023年7月27日 21:02 ]

セ・リーグ   広島4-1ヤクルト ( 2023年7月27日    マツダ )

<広・ヤ>5回無死二塁、会沢の中前適時打にベンチで指さす新井監督(中央) (撮影・奥 調)
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 広島は27日のヤクルト戦に4-1と勝利し、今季最長を更新する10連勝。貯金を14まで伸ばした。19年5月の11連勝以来という大型連勝で、首位浮上は阪神の結果を待つことになった。

 打線が先手を奪った。5回、無死二塁から会沢が石川から左翼へ適時二塁打を放ち、「とこ(床田)が頑張っているので何とか援護したかった。堂林が一生懸命走ってくれたおかげで先制点につながりました」と喜んだ。

 先発の床田は粘りの投球で5回まで無失点。6回に塩見の犠飛で同点に追いつかれたが、勝ち越しは許さなかった。すると7回、1死三塁から、またも会沢が中前に勝ち越し適時打を放ち援護した。

 だが、床田が8回1死で丸山を迎えていた打席中に、左手を気にするような仕草で異変を訴え、97球で緊急降板。暗雲が垂れ込んだかに思えたが、2番手・ターリーが後続を抑えて1点差を守ると、8回には1死満塁から堂林が値千金の2点適時打。3点差に広げた。

 セーブシチュエーションで、最後は9回に栗林が締めて逃げ切り勝ち。前日には青木に頭部死球を与え、危険球退場となった栗林だが、この日は3者凡退で見事に試合を終え、9セーブとなった。

 これで本拠地マツダスタジアムでのヤクルト戦は、開幕9連勝。18年の巨人戦に並ぶマツダ最長記録となった。

 また、広島の試合後、約48分後に阪神が敗れたことで、広島が4月17日以来、実に101日ぶりの単独首位浮上となった。

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