阪神・岡田監督が通算630勝 元中日・落合氏超えも「どうでもええわ」

[ 2023年7月27日 06:30 ]

セ・リーグ   阪神8―5巨人 ( 2023年7月26日    甲子園 )

<神・巨>勝利し、観客の声援に応える岡田監督(撮影・須田 麻祐子) 
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 岡田監督が、元中日・落合博満監督を抜き、歴代単独22位となる監督通算630勝とした。04~08年の第1次政権でしのぎを削った因縁の相手を上回ったものの、喜ぶどころか「どうでもええわ」と歯牙にもかけないところが、いかにもこの人らしかった。

 節目の一勝は選手、監督として競ってきた“もう一人のライバル”、巨人・原監督との采配バトルを制してつかんだ。もう一つの勝因は、四球を重視する岡田イズムの浸透。得点を挙げた3つのイニングは、いずれも四球が効果的に絡んだ。

 「いい時の流れっていうかな。追い込まれてからの四球とか、空振りとかもなくなると、つながりというか、いい流れになるよね」

 8得点は、7月の最多得点。得点力不足に苦しんだ打線の復調気配を感じ取っていた。

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