劇的サヨナラ!専大松戸が2年ぶり3度目甲子園 習志野との壮絶な打ち合い制した エース・平野は登板せず

[ 2023年7月27日 13:15 ]

第105回全国高校野球選手権千葉大会・決勝   習志野-専大松戸 ( 2023年7月27日    ZOZOマリン )

<専大松戸・習志野>専大松戸がサヨナラ勝ち(撮影・篠原岳夫)
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2015年以来8年ぶりに決勝での顔合わせとなった専大松戸-習志野の一戦は、序盤から激しい点の取り合いとなり、専大松戸がサヨナラ勝ちで21年以来3度目の甲子園出場を決めた。

 初回、先攻の習志野に2点を先制されたが、その裏、1死満塁から5番・広川陽大の2点打ですぐさま追いつくと、7番・太田遥斗にも2点二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。

 4-4に追いつかれた直後の3回も2死二塁から太田が2打席連続タイムリーを放ち、すぐさま5-4と勝ち越した。

 6回に習志野に3点を奪われ、5-7と試合をひっくり返されたが、2点を追う8回、相手の野選などで2点を奪い、再び試合を振り出しに戻した。

 7-7で迎えた9回裏、またしても太田が内野安打で出塁すると二塁まで進み、2死二塁から9番・宮尾日向が右中間を破るサヨナラ打を放ち、試合を決めた。

 投手陣は最速151キロを誇るプロ注目右腕のエース・平野大地の登板はなかったが、先発・梅沢翔大、2番手・青野流果とつなぎ、必死に習志野打線に立ち向かい勝利した。

 4年ぶり10度目の夏の甲子園出場を目指した習志野は14安打7点を挙げながら、あと一歩及ばなかった。

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