“聖人”阪神・原口にとっては「4打席もらうための1打席」 いつでも先発に割って入る覚悟がある

[ 2023年7月27日 07:30 ]

セ・リーグ   阪神8―5巨人 ( 2023年7月26日    甲子園 )

<神・巨>6回、左前適時打を放った原口(撮影・北條 貴史)
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 【記者フリートーク】阪神・原口の存在感は、チームの中でも指折りで、その練習態度や日々の取り組み姿勢から「聖人」と表現する選手がいるほどだ。

 同じ代打の立場で奮戦する糸原は、彼の凄さを特に間近で感じてきた。原口は、いつ訪れるかも分からない出番に向け、試合中もベンチ裏でのダッシュや素振りを黙々と繰り返す。糸原は、その準備の密度に加え「凡退してもすぐ切り替えて、ベンチの最前列で応援している。本当に凄いです」と“フォア・ザ・チーム”の姿に舌を巻く。

 ここぞの1打席に懸ける今季、好機で凡退したことも一度や二度ではない。だが原口は言う。「4打席もらうための1打席だから」――。いつでも先発に割って入る覚悟だ。(阪神担当・八木 勇磨)

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