巨人・原監督 甲子園で29年ぶり屈辱…「まあ、まあ、やっぱり原因はありますよ」救援陣の四球に苦言

[ 2023年7月26日 21:55 ]

セ・リーグ   巨人5―8阪神 ( 2023年7月26日    甲子園 )

<神・巨>7回、逆転を許し厳しい表情の原監督(撮影・大森 寛明)
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 巨人が29年ぶりに甲子園でシーズン6連敗を喫した。先発のグリフィンは2回に四球から佐藤輝、ノイジーに連打を浴びるなど3点を失い5回79球3失点で降板。打線は6回に梶谷、岡本和、長野の適時打で5点を奪いイッキに逆転したが、6、7回に船迫、菊地、高梨の中継ぎ陣がつかまり再逆転を許し連敗。借金は2に膨らんだ。

 甲子園で勝てない。岡本和と長野が打ち6回に5得点で逆転しながら2点のリードを守れず、結局5―8で阪神に連敗。宿敵相手に痛快な勝利を収め大歓声に沸く甲子園で静まり返る巨人ベンチ。2回目の長嶋茂雄監督体制の2年目シーズンとなる1994年7月7日~9月3日以来となるシーズン6連敗となった。

 いい形で逆転したものの、救援陣が阪神打線につかまり再逆転を許すという厳しい敗戦。原辰徳監督(65)は試合後、救援陣について「ファアボールを出して交代というのはね、やっぱり難しい状況になりますね」と語った。

 原監督との主なやりとりは以下の通り。

 ――6回はいい形で逆転。

 「そうですね、タイムリーは出たね。まあ、まあ、ね。なかなかクローザーまで9回持ってこられなかったというところだね。6点目の1点も重かったね。まあ、まあ、やっぱり原因はありますよ」

 ――終盤は救援陣の四球が響いた。

 「ファアボールを出して交代というのはね、やっぱり難しい状況になりますね」

 ――(先発の)グリフィンは。

 「何ともね。もう少し粘っこくというところはあるかもしれませんね。まあでも3点で一応抑えたところはありますね」

 ――門脇が6回に起点に。3打席出塁。

 「ね、バッティングも良くなってきてね。守備もね。対応力がだいぶ出てきたなという感じがしますね」

 ――明日。

 「そうですね。明日また切り替えていきます」

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