エンゼルス 決勝打のモニアク「取り戻せてよかった」 9回同点に追いつかれる痛恨“落球”も…一打で挽回

[ 2023年7月26日 15:17 ]

ア・リーグ   エンゼルス7ー6タイガース ( 2023年7月25日    デトロイト )

エンゼルス・モニアク(AP)
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 エンゼルスは25日(日本時間26日)、敵地でタイガースと対戦。9回、同点に追いつかれて延長戦に突入したが10回に勝ち越して逃げ切り。7-6で辛くもタイガースを下し、2連勝で貯金3とした。

 4点リードで迎えた9回。抑えのエステベスがマウンドに上がったが2点差に迫られ、なおも2死二、三塁のピンチ。トーケルソンが放った中堅への大飛球を、中堅・モニアクが背走しながら落下点に入ったがまさかの落球。打球はバウンドしてフェンスを越え、エンタイトル二塁打に。捕球していればゲームセットから一転、同点に追いつかれた。それでもモニアクは10回、ミスを挽回する決勝の右翼線勝ち越し適時二塁打を放った。

 モニアクは「10回中9回はボールをキャッチできたと思う。風の影響で少し左翼側に飛んでしまった。私はエスティ(エステベス)に謝罪した。残念だった」と猛省する一方、「ただ、取り戻せたらいいと思っていたので良かった。終わったことは終わった。打席に上がる仕事があったから」と汚名返上の一打に安どした様子だった。

 大谷翔平投手は「2番・DH」で先発出場。3打数無安打も、2四球で出塁し2得点をマークした。

 この日から始まった怒涛の16連戦で辛くも白星スタート。大谷の去就も注目される中、1週間後の1日(同2日)にトレード期限を迎える。

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