プロ注目の150キロ右腕、霞ケ浦・木村は9回に5失点で逆転負け 進路希望ははプロ「信頼される投手に」

[ 2023年7月26日 15:11 ]

第105回全国高校野球選手権茨城大会決勝   霞ケ浦3―5土浦日大 ( 2023年7月26日    水戸 )

<霞ヶ浦・土浦日大>力投する霞ヶ浦先発の木村(撮影・藤山 由理)
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 今秋のドラフト候補で、最速150キロ右腕の最後の夏が終わった。

 霞ケ浦の先発・木村優人投手(3年)は8回まで7安打されながら無失点の力投を見せた。

 しかし3点リードの9回、1死一、三塁で1番打者に2点適時打を許して1点差に。その後に2死まこぎつけたが、甲子園まであと1人の場面で相手4、5番に連打を浴びて試合をひっくり返された。

 この回だけで7安打を集中され5失点。あまりにも悔しい逆転負けを喫した木村は「9回はどうしても気持ちが先走って、勝ち急いでしまって…。詰めが甘かった。(最後の)3アウトが取れなかったのは自分の力不足」と唇をかんだ。

 最速150キロ右腕はこの日は143キロ止まり。計4人で視察に訪れた西武・渡辺久信GMは「疲れとかがあったのかも。でも全体的に投手としてのスキルは高い」と話した。

 今秋のドラフトでの上位指名は確実。本人も試合後、「次のステップで野球をやりたい。第一はプロ野球。そのステージで勝てるように。今日の反省を生かして信頼される投手になりたい」と明言した。

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