あと2死からまさか…横浜は史上初の2度目の3連覇ならず 9回に逆転3ラン浴び杉山は涙止まらず

[ 2023年7月26日 13:06 ]

第105回全国高校野球選手権神奈川大会決勝   横浜5-6慶応 ( 2023年7月26日    横浜スタジアム )

<慶応・横浜>慶応に敗れ涙する横浜ナイン(撮影・会津 智海)
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 史上初の2度目の3連覇を目指した横浜は慶応に逆転負けを喫し、甲子園出場を逃した。

 横浜は3回に2点を先制されたが、5回に6番・萩宗久の左越えソロで反撃を開始。1-3の6回は四死球で得た好機で4番・小泉卓哉の適時打などで3-3に追いつくと、2死一、三塁からエース・杉山遥希がセンターオーバーの適時二塁打を放ち勝ち越しに成功。二塁ベース上でガッツポーズを見せ、喜びを爆発させた。

 7回には9番・峯大翔が特大の右越えアーチ。5点目を奪い、準決勝まで無失点だった相手エース・小宅雅己をマウンドから引きずり降ろした。

 ところが、5-3で迎えた9回1死二、三塁から杉山が相手3番に逆転3ランを被弾。土壇場で試合をひっくり返されると、その裏、反撃する力は残っておらず悔しい逆転負けとなった。試合後、杉山はがっくりとうなだれ悔し涙が止まらなかった。

 この日は1998年に甲子園春夏連覇を果たしたOB・松坂大輔氏も観戦したが、先輩に吉報を届けることはできなかった。

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