中日が後半戦黒星スタート　立浪監督、先発の高橋宏に「よく粘ったと言えば粘ったが。いい内容ではない」

セ・リーグ   中日3―5広島 （ 2023年7月22日    マツダ ）

＜広・中＞6回2失点と力投した高橋宏（撮影・奥　調）
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　中日は逆転負けで、後半戦黒星スタートとなった。

　石川昂が自身初の2桁本塁打となる先制の10号ソロ。0―0の2回先頭、2ボール1ストライクからの4球目、森下のチェンジアップを左翼席へ放り込み、「森下投手は好投手なので、早い段階で先制点を取ることができてよかったです」とコメントした。

　先発・高橋宏は6回2失点で勝敗つかず。7回に2番手・勝野が先頭の投手・森下に左翼線二塁打を浴びると、その後1死三塁で野間に決勝打を浴びるなど1/3回を3失点で2敗目。立浪監督は「勝野も勝ちパターンで投げている中で、（森下の）打撃がいいことは分かっているが、それでも投手なので、あの二塁打は痛かったですね」と唇をかんだ。

　指揮官は、先発の高橋宏についても言及。「よく粘ったと言えば粘ったが。内容を見れば、いい内容ではないので。フォーム的な部分も含めて、もう1回見直していかないと、なんとかスプリットで抑えている形なので。そこは、いろいろ考えていきたいと思います。ちょっと上を向いて投げているので。途中くらいに良くなった感じはありますが、昨年くらい投げてくれればですが、現状は昨年より良くないので。あした投手コーチと話します」と説明した。