巨人・原監督 秋広の3戦連発に「忘れてた(笑)」 14年ぶりバースデー白星に笑顔も「ただ…」

[ 2023年7月22日 21:24 ]

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2023年7月22日    横浜 )

<D・巨>ファンの声援に応える原監督 (撮影・西川祐介)
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 巨人は後半戦スタートとなったDeNA戦(横浜)で勝利を収め、今季最長タイの連敗を5でストップ。原辰徳監督の65歳バースデーを白星で飾り、勝率5割復帰に「あと1」とした。

 原監督のバースデー白星は2009年の横浜戦(長野)以来14年ぶりで、通算2勝5敗となっている。

 2―2で迎えた8回、秋広がプロ初の3戦連発となる勝ち越しの9号2ラン。これが決勝点となった。

 秋広は1―0で迎えた3回に吉川、ウォーカーの連打で築いた無死一、二塁で送りバント失敗。巨人は岡本和と大城卓が凡打に倒れて無得点に終わった。ベンチの原監督も秋広のバント失敗に複雑な表情を浮かべていたが、決勝2ランで指揮官にバースデー白星をプレゼントする形となった。

 試合後、原監督との主なやり取りは以下の通り。

 ――秋広が3試合連続の本塁打。

 「忘れてた(笑)」

 ――接戦を勝っていくことが大事だと言っていた。今日は接戦に勝った。

 「いいスタートを切れたと思います」

 ――主導権を握って戦えた。

 「まあ、勝ち越されてなかったということころはそうかもしれませんね」

 ――吉川の9回の守備も大きかった。

 「二遊間にはだいぶ助けられてますね」

 ――秋広に本塁打が出始めている。

 「成長だと思いますよ。彼は途上の人だし。ただ、やっぱりバントもやらないといかんですね。ホームランもそうだし、打率は3割を超えないといけないしね。まぁ、大きな可能性を秘めた選手ですから我々はそういう目で見ていかないとね。(バントは最善?)4番がまだ眠っているかな。あそこは4番打者の前で無死一、二塁というシチュエーションをね。1番、2番が出たわけですから、1死二、三塁で4番打者に託したいというところですね」

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