マツダもどよめいた「上本4番」 チーム初長打は投手の森下!勝ち越し起点で新井劇場に沸きっぱなし

[ 2023年7月22日 20:13 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2023年7月22日    マツダ )

<広・中>上本が4番に入った広島のスタメン (撮影・奥 調)
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 広島・新井監督の采配がファンを魅了した。

 22日の中日戦は、上本崇司内野手(32)がプロ11年目で初めて4番で先発出場。先頭の6回には中日先発の高橋宏から中前打を放つなど、チームに貢献した。

 「上本4番」はSNSでも反響が大きく、ツイッターでも「上本4番でどよめくマツダスタジアム草」などの声が試合前から続々。15日・DeNA戦での「4番菊池」に次ぐ新井監督のサプライズ采配だった。

 驚く声も多かったが、一方で「4番上本。4番は主砲でホームランバッターという野球の概念を覆すワクワクする采配。僕は好きです」「これは新井カープが4番に大砲としての役割を求めてない事がわかる!いかに打線を切らないか。繋ぐ打線の4番目が上本という事ですね」「上本4番は意外と良いと思うのはワシだけ?」「上本4番!新井マジックいいですねぇ」など、好意的な声も多かった。

 そんな試合で、チーム初の長打を放ったのが、7回先頭で登場した9番投手の森下。左翼線に二塁打を放ち、その後、1死三塁から野間が中日・勝野から三遊間を破る適時打を放って、勝ち越しに成功した。その後、上本にも安打が飛び出し、さらにはデビッドソンの2点適時打も飛び出して、本拠地は沸きっぱなしの展開だった。

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