日本ハム江越 阪神時代同僚の横田慎太郎さんを悼む 涙浮かべ「また一緒に野球できたら」

[ 2023年7月22日 17:41 ]

2019年3月、2軍練習で長坂拳弥(左)と江越大賀(右)にいじられる横田慎太郎氏
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 日本ハム・江越大賀外野手(30)が22日、元チームメートで、脳腫瘍で18日に28歳の若さで亡くなった元阪神の横田慎太郎さんを悼んだ。

 この日は、横田さんの告別式が鹿児島県内で営まれた。ほっともっと神戸でのオリックス戦前に取材に応じた江越は、横田さんへの思いを問われると声を詰まらせ「一緒にやってきた仲間。こっちで思う存分野球できなかったと思うので。天国に野球をしに行ったと思うので、また一緒に野球できたらいいなと思います」と涙ながらに語った。

 横田さんは、視力低下という後遺症に苦しみながらも、19年9月に現役引退を決断。引退試合となった同26日のウエスタン・リーグのソフトバンク戦では、中堅で途中出場。今も語り継がれる“奇跡のバックホーム”でラストプレーを飾り、感動を呼んだ。その直前に中堅を守っていたのが江越。横田さんが中堅に入り、自身は右翼へ回っていた。

 江越は「あいつが守備就いてから1点勝ってるとこだったんですけど、同点になった。そのときは“野球の神様は何やってんだ”と思いましたけど、その次の打者であいつが(本塁で)刺して。あいつの普段の取り組む姿勢だったり、そういうところは野球の神様が見てるんだなと思いました」と当時を振り返った。

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