巨人・原監督「4番がまだ眠っているかな」 9戦ノーアーチ&20打席ノーヒットの岡本和を心配

[ 2023年7月22日 21:53 ]

セ・リーグ   巨人4―2DeNA ( 2023年7月22日    横浜 )

<D・巨>8回、代走・増田大を告げる原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の岡本和真内野手(27)が後半戦スタートとなったDeNA戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場も4打数無安打2三振。これで9戦42打席ノーアーチで、20打席連続ノーヒットとなった。

 相手先発左腕・石田に対して2回先頭で入った第1打席は一邪飛。3回1死一、二塁で入った第2打席では中飛に終わり、6回先頭の第3打席はファウルで粘ったが、12球目チェンジアップを空振り三振。8回の第4打席は3番手右腕・伊勢の内角低め149キロ直球に見逃し三振だった。

 1―0で迎えた3回には吉川、ウォーカーの連打で無死一、二塁としながら秋広が送りバント失敗。岡本和、大城卓が連続凡打に倒れて無得点に終わり、その裏に同点とされた。

 秋広へバントを指示した場面について聞かれた原監督は「4番がまだ眠っているかな」と自ら岡本和の不調に触れた上で「あそこは4番打者の前で無死一、二塁というシチュエーションをね。1番、2番が出たわけですから、1死二、三塁で4番打者に託したいというところですね」と説明していた。

 岡本和は7日に行われたDeNA戦(東京D)の第1打席で相手先発左腕・今永から左中間スタンドへ特大の20号ソロ。両リーグ一番乗りの20号到達で、高卒4年目の2018年から6年連続20本塁打を達成した。

 だが、その一発を最後に前半戦最後となった17日のヤクルト戦(神宮)まで8戦38打席ノーアーチ。さらに16打席連続ノーヒットで前半戦を終え、試合前まで7月の打率は.208となっていた。

 それでも2試合とも先発出場した球宴では19日の第1戦(バンテリンD)こそ4打数無安打だったものの、20日の第2戦(マツダ)では2打数2安打して敢闘選手にも選ばれていた。

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