阪神・岡田監督 救援陣の3連投ルール「別にそんなん決めてないよ。まあ10連投はささんけど」

[ 2023年7月22日 06:59 ]

広島駅から移動する阪神・岡田監督(撮影・白鳥 佳樹)
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 勝負の後半戦を迎える阪神は、連投の制限を解除する。前半戦では岩崎が2度、岩貞と加治屋が1度ずつある3連投がチーム最長。疲労を考慮して「3連投まで」という暗黙のルールが存在していたが、岡田監督は「別にそんなん決めてないよ。まあ10連投はささんけど。しかし、勝っていくと当然なあ。勝ちゲームをわざわざ違うピッチャーで崩すこともないしな」と、勝ちパターン継投を惜しみなく投入する。守護神は岩崎で固定することも明言した。

 第一次政権の07年は、8月下旬から藤川に10連投させた。その間に10連勝。しかし、無理がたたったか、終盤に失速した。その教訓は今も残るものの、この先の戦いで、出し惜しみは不要という考えは変わらない。後半戦はリミッターを解除。その用兵哲学は、くしくも、かつてライバル監督だった落合氏が提言した内容と同じだった。 

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