大谷翔平 3試合ぶり8勝目!7月初&24日ぶり白星 7回途中5失点、自己ワースト4被弾も打線援護

[ 2023年7月22日 13:13 ]

インターリーグ   エンゼルス8ー5パイレーツ ( 2023年7月21日    アナハイム )

<エンゼルス・パイレーツ>エンゼルス先発・大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)の本拠地パイレーツ戦に「2番・投手兼DH」で先発。6回1/3を投げ、自己ワーストの4被弾を浴びながらも6安打5失点2四死球9奪三振で6月27日・ホワイトソックス戦以来と3試合ぶりとなる8勝目を挙げた。打っては無安打も3四球。全打席で出塁し、激走も見せて2得点を挙げた。チームは8-5でパイレーツを下し、4連勝で50勝に到達。貯金2とした。

 今季初めて打撃が売りの28歳捕手・タイスとバッテリーを組み、3回まで毎回の5奪三振。しかし、4回1死走者なしから崔志万(チェ・ジマン)に高めに抜けたスライダーを右翼席へ運ばれて先制ソロを許すと、続くデービスにも同じような球を左翼席へ打ち込まれた。大谷は4日のパドレス戦で6回無死から、ボガーツに2ラン、続くクロネンワースにソロ。プロ初の2者連続弾を浴びていた。

 4回にモニアクの適時二塁打やムスタカスの3ランで一挙5点と逆転。5回は2ランを浴びて再び1点差に迫られたが、2番・レイノルズへの2球目で4試合ぶりとなる最速100マイル(約161キロ)をマークした。

 5回に味方打線が援護して3点を追加。しかし、6回先頭のデービスに2打席連続となるソロを浴びて、自己ワーストの1試合4被弾となった。それでも勝ち越しは許さず、6回まで5失点。7回先頭を左飛に抑えたところで降板となった。

 大谷は投手としては今季7勝5敗、防御率3.50。6月末に右手中指爪が割れた影響で3試合連続で途中降板しており、7月はここまで勝ち星がなく2敗を喫していた。

 打撃では第1、2打席は四球、第3打席は振り逃げで出塁した。降板直後の7回、先頭で打席に立った。左腕・ペルドモとの対戦でフルカウントまでいったが、パードーモがピッチクロック違反し四球となって出塁した。

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