大谷翔平 第3打席は振り逃げ 二刀流も激走に次ぐ激走 投げては5回3被弾4失点も8勝目の権利

[ 2023年7月22日 12:09 ]

インターリーグ   エンゼルスーパイレーツ ( 2023年7月21日    アナハイム )

エンゼルス・大谷翔平(AP)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)の本拠地パイレーツ戦に「2番・投手兼DH」で先発。第3打席は振り逃げで出塁した。

 第1打席は四球。大谷は2点を失った投球直後、4回先頭で第2打席に立った。これで前の試合から3打席連続四球となり、場内からはブーイングが起きた。それでも続くモニアクが右中間二塁打。打球を見ながら、一塁から一気に加速し、スライディングでホームインした。チームはなおもウォードが四球で続くと、ムスタカスが逆転3ランを放った。

 第3打席は5回。先頭のネトが左越えソロで加点すると、続く大谷は振り逃げで一塁まで激走。結局、振り逃げと暴投となった。さらに、この回は4番・ウォードが左越え2ランで加点した。

 投手としては今季7勝5敗、防御率3.50。6月末に右手中指爪が割れた影響で3試合連続で途中降板しており、7月はここまで勝ち星がなく2敗を喫している。今季初めて打撃が売りの28歳捕手・タイスとバッテリーを組んだ。4回に2者連続でソロアーチを許して2失点、5回にも2ランを浴びて自己ワーストの3被弾も勝ち越しは許さなかった。チームが勝てば、大谷は6月27日・ホワイトソックス戦以来約1カ月ぶりの白星となる。

 19日(同20日)のヤンキース戦では無安打ながら今季初、自身3度目の1試合4四球で勝利に貢献。チームは3連勝でヤ軍3連戦スイープ(同一カード全勝)は09年7月以来14年ぶりで貯金1とした。打撃では3試合ぶりの36号が期待される。

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