JR東日本 逆転8強!補強選手の役目果たした!!下川同点3ラン

[ 2023年7月22日 05:10 ]

第94回都市対抗野球第8日2回戦   JR東日本4―3パナソニック ( 2023年7月21日    東京D )

<JR東日本・パナソニック>7回、同点3ランを放ち、チームメートに迎えられるJR東日本・下川(右)(撮影・木村 揚輔) 
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 2回戦3試合が行われ、JR東日本(東京都)が0―3の7回、下川知弥内野手(30)の起死回生の同点3ランなど一挙4点を奪い、パナソニック(門真市)に4―3で逆転勝ちした。

 起死回生の一発が、右翼席最前列へ消えた。0―3の7回1死一、二塁から、下川が同点3ラン。打球速度153キロ、飛距離110メートルの一撃が、この回計5安打4得点の逆転劇を呼んだ。

 「体が勝手に反応してくれた。(スタンドに)行ったと思ったけど、けっこうギリギリでしたね」。1回戦で完封勝利を挙げた西武・与座の兄でもあるパナソニックのサイド右腕・与座に、6回まで2安打に抑えられた。直前に2失点し、さらに劣勢となった7回。3、4番が連打でつくった好機に、石川修平コーチからは「当てにいかずフルスイングしてこい」と言われていた。初球143キロの高めの直球を思い切り振り抜き「空振りでもなんでもいいから、フルスイングできるようにと思っていた」と振り返った。

 NTT東日本からの補強選手。「喜びより、打ててホッとした安堵(あんど)感がありました」と明かした。浜岡武明監督は「とにかく辛抱していた。生え抜きの選手が活躍してくれるのもいいけど、補強の選手が活躍してくれるとチームの勢いが一気についてくるね」と喜んだ。

 駒大ではDeNA・今永の1学年先輩。逆転で2年連続8強に導いたヒーローは「東京都の代表として戦う気持ちでいる」と気持ちを引き締めた。(落合 紳哉)

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