精華が2010年以来の4回戦進出 1年生コンビ、国武輝翔と岩間亮太の活躍で初芝立命館に雪辱

[ 2023年7月22日 20:06 ]

第105回全国高校野球選手権大阪大会   精華5―3初芝立命館 ( 2023年7月22日    くら寿司スタジアム堺 )

<初芝立命館・精華>精華の逆転勝利に貢献した国武輝翔(右)と岩間亮太の1年生コンビ
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 精華が昨秋の2回戦で対戦し1―6で敗れていた初芝立命館に雪辱し、2010年以来となる4回戦に駒を進めた。

 1点を追う8回に、1年生コンビが逆転を呼んだ。連打でつくった2死一、二塁から、まずは代打・国武輝翔(あきと)が中前へ同点打。

 「強気にピッチャーを助けようという気持ちだった」
 2球で2ストライクと追い込まれたが、ファウルで粘り6球目を捉えた。

 さらに途中から二塁の守備に就いていた岩間亮太が中前へ勝ち越し打。

 「監督から“真っすぐだけを狙え”と言われた。次につなぐ気持ちでいたが、打ててうれしかった」

 今年2月に就任した渡辺伸一監督は「春にベスト16に入って、どうやったら勝てるかというのが見えてきた。代打は1年生の無欲さに懸けた結果」と起用に応えた選手たちを称えた。

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