今春選抜V山梨学院 また頭部死球で正捕手負傷、担架で運び出される 準決勝・駿台甲府戦

[ 2023年7月22日 15:15 ]

死球を受けて倒れる佐仲
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  第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)山梨大会は22日、山日YBS球場で準決勝2試合が行われ、今春センバツ優勝の山梨学院が駿台甲府と対戦した。

 4-4で迎えた8回、1死一塁。5番・捕手の佐仲が頭部に死球を受けて倒れこみ、顔付近から流血した。球審や選手、吉田監督も駆け寄り、担架で運び出された。臨時代走をたててプレー再開し、この回は無得点。治療で一時試合は中断も、佐仲は復帰できず9回は捕手交代となった。

 山梨学院は11日に行われた2回戦・身延戦でもエースの林が頭部に死球を受けて救急搬送されていた。

 林はその後の検査で脳に出血はなく、骨にも異常なしで打撲との診断を受けた。選抜大会では6勝を挙げた大黒柱は死球を与えた身延の投手を心配し「逆に目が覚めました。身延のピッチャーのためにも、最高のパフォーマンスを見せたいです」と活躍を誓い、この日も先発マウンドに上がった。

 準決勝第1試合では東海大甲府が14-10で甲府工を下した。

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