高校野球北北海道大会 旭川明成が初の決勝進出“エスコン高校生第1号本塁打”も

[ 2023年7月22日 14:20 ]

第105回全国高校野球選手権北北海道大会準決勝   旭川明成9―2士別翔雲(8回コールド) ( 2023年7月22日    エスコンフィールド北海道 )

<旭川明成・士別翔雲>7回、3ランを放つ旭川明成・小笠原(撮影・高橋 茂夫) 
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 今春開業した日本ハムの本拠地・エスコンフィールド北海道で高校野球の公式戦が初めて行われ、旭川明成が士別翔雲に9―2と逆転勝ちして初の決勝進出を決めた。

 旭川明成は1点を追う6回、2死一塁から主将の柿崎塁内野手(3年)の右中間二塁打で追いつき、続く阿部大夢内野手(3年)の左翼線への適時打で勝ち越した。7回には小笠原凜太郎外野手(3年)が左翼ポールを直撃する“エスコン高校生第1号本塁打”を放って突き放した。
 前の打者が申告敬遠されて迎えた打席での1発。ベンチに戻って涙がこぼれたという小笠原は「悔しい気持ちとやってやるの前向きな気持ち、いろんな気持ちの中で打った」と振り返った。千葉広規監督(46)は「準決勝(進出)も決勝(進出)も初めて。この球場でもう1試合できる。最大限楽しみたい」と決勝を見据えた。

 旭川明成はあす23日の決勝で、クラークと白樺学園の勝者と対戦する。

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