花巻東は7回コールドで4強入り 高校通算140発の佐々木麟太郎は無安打もつなぎ役徹する

[ 2023年7月22日 12:11 ]

第105回全国高校野球選手権岩手大会準々決勝   花巻東8―1盛岡誠桜 ( 2023年7月22日    きたぎんボールパーク )

<花巻東・盛岡誠桜>5回、インターフェアで出塁する佐々木麟(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 花巻東は先制こそ許したが、中盤以降に打線がつながり7回コールド勝ちでベスト4進出を決めた。

 高校通算140本塁打を誇る今秋ドラフト1位候補の花巻東・佐々木麟太郎内野手(3年)は、2打数無安打で安打こそ出なかったが、打撃妨害と申告敬遠でつなぎ役に徹して勝利に貢献した。

 佐々木は水沢商との3回戦は大会前に痛めた背中の張りが強まったためベンチスタートだったが、この日は「3番・一塁」でスタメン。

 5回の第3打席は3―1と勝ち越してなお2死一塁で打席へ。カウント2―2から変化球を強振したところ、キャッチャーンミットにバットが当たり出塁した。

 第4打席は5―1としてなおも2死一、二塁の6回。一発出れば7回コールドとなる7点差にできる場面だったが、申告敬遠で一塁へ。その後も打線はつながり、5番・北條慎治投手(3年)の適時打で8点目のホームを踏んだ。

 佐々木はこの日4打席に立ち、三振、一邪飛、打撃妨害、申告敬遠だった。(村井 樹)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月22日のニュース