大阪桐蔭 南川がチーム今夏1号―エース前田温存で4回戦へ

[ 2023年7月21日 12:08 ]

第105回全国高校野球選手権大阪大会・3回戦   大阪桐蔭12―1淀川工科 ( 2023年7月21日    万博 )

<大阪桐蔭・淀川工科>初回一、二塁、3ランを放つ大阪桐蔭・南川(撮影・後藤 正志)
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 大阪桐蔭が今夏2戦目の淀川工科戦で12―1の5回コールド勝ちを収めた。

 初回に5番・南川幸輝捕手(3年)が右翼へ3ランを放つなど大量7得点。6安打を集中させて一気にペースを握った。

 今夏チーム第1号で打線をけん引した南川は「初戦は思うようなスイングができなかったので、きのう修正しました。ワンスイング目からしっかり自分のスイングができるように意識しました。いい結果につながりました」と汗をぬぐった。

 初戦は計8得点を挙げたものの打線は苦戦。7回までは内野ゴロの間の得点やスクイズ、犠飛など適時打がないまま5点を積み重ね、5―1の8回に4安打を集中させてコールド勝ちを決めた。今夏2戦目は打線がしっかりつながり、機能した形だ。西谷浩一監督は「(初回から)点数が入って、いい形で入れました。初戦は1巡目がうまくいかなかったので、1巡目からしっかり打てるようにしようという話はしました」と評価した。

 今秋ドラフト1位候補の前田悠伍投手(3年)は登板機会がなく、初戦の2回戦に続いて温存できたのも大きい。今後の起用法について、指揮官は「しっかり準備してくれている。投げてもらわないと困るので」と話した。

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