楽天 米田陽介球団社長が今月末で退任 新社長に森井誠之氏

[ 2023年7月20日 16:22 ]

退任する楽天の米田球団社長
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 楽天は20日、米田陽介球団社長(39)が今月末で退任し、8月1日付で森井誠之氏(48)が新社長に就任すると発表した。米田社長は取締役副社長に就任予定。

 米田氏は立花陽三氏の後任として21年、38歳の若さで球団社長に就任。昨年ドラフトでは、立大の157キロ右腕・荘司康誠投手をめぐってロッテと1位指名で重複。抽選に臨み、当たりクジを引き当てたことでも話題となった。

 球団を通じ「いつも楽天イーグルスへの温かいご声援をいただき、誠にありがとうございます。この度、10年ぶりの日本一に向けて、地域・ファンの皆さまに益々愛される球団になることを目指し、東北の復興そしてプロスポーツ業界に長く携わってきた森井誠之氏を社長に迎え、更なる組織の強化を図ることとなりました。私自身は引き続き株式会社楽天野球団の副社長として球団と楽天グループとの連携・シナジーの強化に努め、持続的な強いチーム作りと健全な球団経営を支えて参る所存です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とコメントした。

 新社長に就任する森井氏は、神奈川県出身で明大卒業後、99年に株式会社オリコム入社。07年1月、楽天野球団に入社し、執行役員営業部長を経てサッカー・ヴィッセル神戸取締役副社長やバスケットボール・仙台89ERS代表取締役会長を歴任。8月から球団の代表取締役社長最高執行役員オーナー代行に就任する。

 球団を通じてコメントし、「この度、株式会社楽天野球団の代表取締役社長に就任することになりました。2007年1月に株式会社楽天野球団に入社し球団初のリーグ優勝、日本シリーズ優勝を経験させていただきました。その後もヴィッセル神戸、仙台89ERSとこれまで16年に渡りプロスポーツ業界に長く携わって参りましたが、この度代表取締役社長を拝命いただき大変光栄に思うと同時に身の引き締まる思いです。『東北を熱く』という言葉のもと、東北全土の力が結集した2013年。あの時のように、心震える、熱い空間を皆で作っていきたいと強く思っております。その為には、楽天イーグルスに関わる、全てのファン、スポンサーの皆さまと共に、監督・選手・チームスタッフ・職員が、一致団結する必要があります。皆さまの熱い応援が必要です。どうぞよろしくお願いいたします」とした。

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