ヤンキース主砲ジャッジが大谷にエール　昨季自身が記録したア新62本越えへ「記録は破られるためにある」

＜エンゼルス・ヤンキース＞報道陣の質問に答えるジャッジ（撮影・沢田　明徳）
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　右足親指じん帯断裂で負傷者リスト入りしているヤンキースの主砲アーロン・ジャッジ外野手（31）が20日（日本時間21日）、敵地エンゼルス戦前に日米メディアの取材に応じた。

　両リーグトップ独走の35本塁打を誇るエ軍の大谷について質問が集中し「すごいね。見るのが楽しいよ。かなり印象的だ。彼のこれまでの活躍にとても興奮している」と率直な印象を吐露。

　昨季ア・リーグ新記録を更新する62本塁打を放ったが、自身に迫るペースで本塁打を量産することに「記録は破られるためにある。エキサイティングな記録だ。63本にプラスして何が起こるか楽しみにしている」と語り、新記録更新に期待を寄せた。

　また、歴史的快挙を成し遂げた昨季を「62本に近づいてから、試合に集中することが一番難しかった」と回顧。メディアやファンの期待をプレッシャーに感じていたといい「他の雑念をすべて断ち切ること。フィジカル的には翔平であれば80本や100本塁打が打てるだろう。彼はそういう才能を持っている。大事なのはメンタル。そういう瞬間に、雑音を遮断できるかどうかが重要」と語った。