ドラフト候補・ENEOS度会、涙止まらず　都市対抗連覇夢散

第94回都市対抗野球第7日　2回戦   ENEOS（横浜市）1―3トヨタ自動車（豊田市） （ 2023年7月20日    東京ドーム ）

社会人野球ENEOSの度会
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　9回2死一塁。一発出れば同点の場面で昨年の橋戸賞（MVP）男・度会が打席に。ファウルで粘った9球目、一ゴロに倒れ連覇の夢は消えた。

　「いい試合だったけどね。（相手の）森田君、松本君にいい投球をされ対応ができなかったかな」大久保秀昭監督は1点に終わった試合を振り返った。

　今秋ドラフト上位候補・度会は試合後も涙が止まらなかった。2試合で9打数1安打に終わり「連覇を目標にやってきた。もっとこのメンバーで都市対抗を戦いたかった。これだけ応援してもらって、それに応えられず悔しいし技術不足というか。ボクがしっかり打っていれば」とタオルで涙を拭った。

　こんな若き主砲に指揮官は「まだ3年目。これから経験値を増やしていい選手になってくれるでしょう」とエールを送っていた。