大牟田がV候補の一角・飯塚撃破で18年以来の8強！夏初出場へ先発好投の2年境「甲子園に行きたいです」

高校野球福岡大会5回戦   大牟田4―2飯塚 （ 2023年7月20日    久留米 ）

＜大牟田・飯塚＞ベスト8進出を決めた大牟田ナイン
Photo By スポニチ

　高校野球の福岡大会は5回戦の4試合が行われ、ベスト8が出そろった。

　大牟田はV候補の一角に挙げられていた飯塚に4―2で勝利し、18年以来のベスト8進出を決めた。先発した境利月投手（2年）が6回2/32失点（自責1）の好投が光った。

3回戦、4回戦を一人で投げ抜いた左腕。「体ははピークできつかった」と言う。直球とカーブを中心に5回まで2安打に抑える好投。1点を返された6回のピンチは相手の4番を直球で遊撃への併殺でしのいだ。7回にさらに1点を返され降板となったが、あとを受けた岡部、猿渡匠、久保山の3投手が無失点で抑えた。「5回までチームの流れをつくれたのでよかった」と喜んだ。

　チームは2007年に選抜出場があるが、夏はまだ出場がない。境は「ベスト8まで来たので、甲子園に行きたいです」と力強かった。