戦国福岡の波乱終わらせる!九州国際大付が9回2死から逆転サヨナラ勝ち ドラフト候補・佐倉が好機つくる

[ 2023年7月20日 15:01 ]

九州国際大付・佐倉
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 第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)の福岡大会が20日に各地で行われ、連覇を狙った九州国際大付が5回戦で久留米商に逆転サヨナラ勝ちを収めた。

 0-1と後がない9回だった。「高校四天王」の一角でプロ注目の佐倉侠史朗内野手が、9回1死無走者から中前打を放ち、好機をつくると、その後同点に追いつく適時打が生まれ、さらにサヨナラ勝ちとなる適時打も出て、一気に試合を決めた。

 全国でもシード校、名門校が続々と敗れる「波乱の夏」となった今夏。福岡大会は特に顕著で、春の県大会を制した福岡大大濠、筑陽学園、東福岡などシード校の敗退が相次ぎ、前日には春季九州大会4強で優勝候補に挙げられていた西日本短大付も敗退した。

 シード校の九州国際大付も9回2死まで追い込まれるヒヤヒヤの展開だったが、最後は大逆転でのサヨナラ勝ちで準々決勝に進出した。

 九州国際大付は、春の選抜大会に3度、夏は8度の甲子園出場経験がある名門校。昨年は春夏連続出場を果たしている。

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