阪神・近本 後半戦開幕視界「22日のためにどうするかしか考えていない」1軍全体練習に合流

[ 2023年7月20日 05:15 ]

フリー打撃を行う近本(撮影・北條 貴史)
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 2日の巨人戦(東京ドーム)で死球を受け、右肋骨骨折で離脱していた阪神・近本が19日、戦線離脱後初めて甲子園球場での1軍全体練習に合流した。

 この日の屋外フリー打撃では33スイングし、広角へ打球を打ち分けた。その後は中堅の守備に就いて打球を追いかけ、約1時間半にわたってフルメニューを消化。「(患部の)怖さはないですね」。順調な回復ぶりをアピールした。

 後半戦開幕の22日ヤクルト戦(神宮)での1軍復帰は、20日に実施されるシート打撃後の様子を見て判断する予定だ。平田ヘッドコーチは練習後に「あす(20日)を見てから」と説明。状態を慎重に見極めた上で、最終決定する方針を示した。

 ただ、早期復帰を目指す本人は「22日のためにどうするかしか考えていない」と先発出場への意気込みは十分だ。湯浅、茨木相手に5打席立った15日のシート打撃では「まだ思うような打球が打てていない」と課題を挙げており、「ボールを(ちゃんと)見られるかと、引っ張れるポイントで打てているか(が大事)」と、チェック項目を明かした。(石崎 祥平)

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