巨人・浅野翔吾 初のフレッシュ球宴でフル出場、2安打1打点活躍 “いじられ役”としても存在感

[ 2023年7月18日 21:03 ]

フレッシュオールスターゲーム2023   イースタン選抜3―7ウエスタン選抜 ( 2023年7月18日    富山市民 )

フレッシュオールスター<全ウ・全イ>初回、安打を放つ浅野(撮影・河野 光希)
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 巨人のドラフト1位ルーキー、浅野翔吾外野手(18=高松商)がフレッシュ球宴でイースタン・リーグ選抜の「1番・中堅」に入って先発出場。最後までフル出場して5打数2安打1打点と活躍した。

 今月8日のDeNA戦(東京D)で1軍デビューしたが、ここまで3打席に立って3三振。デビュー戦では途中から右翼守備にも就いた。だが、1軍での初守備で人工芝に足を滑らせて勢いよく転倒し、右中間への飛球を二塁打に。ベンチに戻ってから笑顔の菅野に頭をポカリとされるなど早くも“愛されキャラ”として存在感を示している。

 原辰徳監督(64)からも再三に渡って試合前に直接打撃指導を受けている黄金ルーキー。この日は、初回の第1打席で相手先発左腕・門別(阪神)の初球、低めカーブを中前に運んでチャンスメークした。6回の第4打席では相手5番手左腕・松本晴(ソフトバンク)から放った一ゴロが敵失を誘って1点もぎ取り、8回に入った第5打席では相手7番手右腕・入山(オリックス)から左前適時打を放った。

 中堅の守備では、7回先頭・内田(広島)の高々と打ち上げられた飛球を追ったが、同じく追ってきた二塁手・辰見(楽天)に“どうぞ”とばかりに右手を差し出して譲る形となり、結局、辰見の落球で無死二塁。この回、ここから一挙4点を失う場面もあった。

 また、初回の1死一、二塁で中前打を放った4番・矢沢(日本ハム)は「本当はホームラン打ちたかったです」と悔しそうにしながら「狙ってたんですけど。センター前で。浅野がいい走塁してかえって来てくれたらよかったなと思ってますけど。先制タイムリーだったら良かったです」と三塁でストップした二走・浅野を笑顔でいじり“いじられ役”も板についてきた?ようだった。

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