大谷翔平 92年ぶり記録樹立 95試合でサイクル王手7度はルー・ゲーリック以来史上2人目

[ 2023年7月18日 17:13 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー3ヤンキース ( 2023年7月17日    アナハイム )

<エンゼルス・ヤンキース>初回、大谷は安打を放つ(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 エンゼルス・大谷翔平投手(29)が17日(日本時間18日)の本拠地でのヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。7回に3試合連続となる35号同点2ランを放つなど、サイクル安打にあと三塁打と迫る4打数3安打2打点をマークした。チームは延長10回、代打のステファニクがサヨナラ打。4-3でヤンキースを下した。

 この日は初回の第1打席で右前打、第2打席は3回1死一塁から左中間二塁打をマーク。第3打席は申告敬遠。7回、2死一塁からの第4打席で3戦連発となる35号同点2ラン。サイクル安打に王手をかけた第5打席は空振り三振に倒れた。

 大谷の“サイクル王手”は今季7度目。95試合消化時点までに7度王手をかけたのは、1931年のルー・ゲーリック以来史上2人目。球団ではシーズン通じてウラジーミル・ゲレロ、ティム・サーモンの6度が最多で、フルシーズンでも球団新記録となった。

 メジャー入り後、サイクル安打を達成したのは19年6月13日、敵地トロピカーナ・フィールドでのレイズ戦。「3番・DH」で出場し、初回に左中間3ラン、3回に左中間二塁打、5回に右翼線三塁打、7回に中前打の4打数4安打で決めた。日本選手の野手通算8725試合目で初めての達成だった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月18日のニュース