選手18人の龍野北 旋風あと一歩 育英に続く強豪撃破ならずも「高校野球人生、悔いなし」

[ 2023年7月18日 20:39 ]

第105回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦   龍野北2―13神戸弘陵 ( 2023年7月18日    明石トーカロ )

<神戸弘陵・龍野北>先発した龍野北・小林(撮影・河合 洋介)
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 龍野北は、神戸弘陵に2―13で敗れて4回戦敗退となった。

 ただし、強豪相手に大健闘した。初回に3安打2得点を挙げて先制し、6回まで2―1とリードした。しかし、7回以降の3イニングで計12失点して力尽きた。

 序盤の息詰まる接戦を演じたのは、背番号1の先発右腕・小林謙二(3年)だ。低めに丁寧に変化球を集めて、6回まで4安打1失点。2―1の7回に6安打5失点を許して交代するも強豪を慌てさせた。

 「ここまで来られたのは支えてくださったみなさんのおかげです。最後は打たれてしまいましたが、やり切りました。高校野球人生に悔いはありません」

 初戦の2回戦では、93年夏の甲子園優勝を誇る育英に3―2で勝利。登録選手18人の公立校が起こした金星に、投手の小林は「反響は大きかったです。近所のおじさんにも“頑張れよ”と言っていただいた。今日も“名前負けせずに行くぞ”と声をかけていた」と振り返った。龍野北の進撃は止まったものの、強豪相手に大健闘した。

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