大谷トレード市場に伏兵!レイズの編成本部長が可能性排除せず オーナーのサポートも明言

[ 2023年7月17日 11:06 ]

大谷翔平(AP)
Photo By AP

 エンゼルス大谷翔平のトレード市場に伏兵が出現した。ここまで60勝36敗とア・リーグトップの成績のレイズで、編成本部長のエリク・ニーアンダーが16日(日本時間17日)にMLBネットワークのラジオ番組に出演、「交換できる若手有望株はいるし資金もある。オーナーグループのサポートもある」と可能性を排除しなかった。

 レイズのファームシステムには魅力的な若手有望株がたくさんいて、トップクラスの若手を4、5人出すことも可能。問題は資金面で、今季もサラリー総額7687万ドルは全体27位に過ぎない。

 しかしながら大谷年俸のレイズの負担分はトレード期限の8月1日以降であれば、2カ月分ゆえ、大谷の今季の年俸3千万ドルの3分の1で良い。約1千万ドルで、それならレイズでも払えないお金ではない。

 タンパベイ・タイムズのマーク・トプキン記者は球団創設時から取材を続けるベテランで、同日「レイズは特定の選手のために、将来につけを回したりはしない。ましてや2カ月のレンタルの選手となるとなおさらだ。トレードはないだろう」と断言していたが、編成本部長は覚悟を決めている。強豪レイズはワールドシリーズには2度出場しているが世界一は一度もない。絶好の機会を大谷と共にものにしたい考えだ。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月17日のニュース