市岡 部員不足で大阪大会1回戦棄権も 第1回からの「出場皆勤」は継続

[ 2023年7月17日 04:00 ]

 1916年の第2回全国中等学校優勝野球大会(全国高校野球選手権大会の前身)で準優勝するなど春夏合わせて21度の全国大会出場を誇る市岡(大阪)が、16日に予定されていた第105回全国高校野球選手権大阪大会1回戦・池田戦(豊中ローズ)を部員不足により棄権した。

 大会に登録した部員は16人いたが、この日までに8人以上の体調不良者が出たもようでベンチ入りメンバーが不足。試合は不戦敗扱いとなった。

 市岡は全国で15校あり、大阪では唯一の夏の地方大会で第1回から出場を続ける皆勤校の一つ。大会主催者は「大会にチームとして参加登録し、開会式にも参加している。この日の試合は残念な結果となったが、大会への出場に関しては出場したとみなします」との見解を示し、皆勤継続を正式に発表した。

 近年は大阪桐蔭や履正社など全国でも屈指の強豪私学が優勢の中にあって、夏の出場は大阪の公立校として最多の10度。ただ、甲子園出場は95年春を最後に遠ざかっている。

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