【広島・会沢と一問一答】9回の決勝犠飛で決着「ここで打たなかったら、男じゃないと」鯉党も大歓声！

セ・リーグ   広島2－1DeNA （ 2023年7月15日    横浜 ）

＜D・広＞声援に応える会沢（撮影・島崎忠彦）
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　広島は15日、2位・DeNAとの3連戦初戦を見事な逆転勝ちでものにした。今永を打ち崩せず、9回1死まで0－1と沈黙が続いていたが、鮮やかな逆転劇を呼び起こした。

　1死から坂倉が山崎の直球を左翼席へ運ぶ起死回生の同点弾。試合を振り出しに戻し、さらにデビッドソンが二塁打で続くと、DeNAは山崎からエスコバーに継投。その後、小園の内野安打などで1死満塁の好機をつくると、代打・会沢が左犠飛を放って、ついに勝ち越しに成功した。

　土壇場でもあきらめない、広島らしい逆転劇。試合後は会沢がヒーローインタビューに呼ばれた。以下、一問一答。

　―同点に追いついて、チャンスで回ってきた。どんな気持ちで打席へ。
　「みんなが回してくれて、坂倉が劇的なホームランを打ってくれて、ここで打たなかったら、男じゃないという感じで入りました」（左翼席は大歓声）

　―犠飛には十分な飛距離だった。
　「大盛が一生懸命走ってくれて本当によかったです。ありがとうございます」

　―大瀬良が素晴らしい投球だった。
　「大地も坂倉もすごくチームに勢いを付けてくれる投球をしてくれていたので、何とか勝ててよかったです」

　―大事な3連戦、初戦を取った。
　「ベイスターズさんもすごく強いので、気を引き締めて、また明日から戦いたいと思います」

　―今後はどんな試合を。
　「勝つ試合をファンの皆さんに見せられるよう、チーム一丸となって頑張っていきます。ありがとうございました」（再びスタンドから大歓声）