松坂大輔“少年”が選んだ巨人ベスト9 「ジャイアンツっぽくない」怪腕&打撃も憧れた2人の先発

[ 2023年7月15日 21:50 ]

松坂大輔氏
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 西武やレッドソックスなどで活躍し日米通算170勝を挙げた松坂大輔氏(42)が15日、自身のYouTube「松坂大輔official YouTube」を更新。「独断と偏見」で1989年から1998年までの“松坂少年”時代の巨人ベストナインを選んだ。

 少年時代は、ファンの中でも有名な「ジャイアンツファン」。昔から現在までとなるとキリがないということで、野球を始めた小学校3年生時の1989年から10年間の中で「巨人ベストナイン」を選出することに。先発枠は3人で、中継ぎ、抑え、代打部門を併せ計14選手。横浜高校OBベストナイン選定では、悩みに悩んだ末に19選手も選び、コメント欄に「少し多いのでは…」と“クレーム”もあったということで、今回はきっちり14選手に絞ると意気込んだ。

 内野手部門では原、川相、篠塚、外野手部門ではゴジラ松井、緒方らそうそうたるメンバーを選出。そして注目の「松坂少年」「平成の怪物」が選ぶ巨人ベストナイン投手部門。松坂氏がパッと口にしたのは斎藤雅樹氏、桑田真澄氏、槙原寛己氏の「3本柱」の名だった。

 笑顔の松坂氏は「ですが、僕の中ではガルベスも入れたいんですよね」とポツリ。「左で言うと宮本(和知)さん。3人ですよね…」と悩ましげな表情を浮かべた。しばし考えた後に、「キャッチボールとかでサイドスローのマネをする時は、必ず斎藤さんでしたね」と回顧。続けて「桑田さんは投げ方もそうですが、少年時代の僕が憧れた理由って多分、バッティングが良いところなんですよ。投手なのに、相手投手からも警戒されているのが小学生、中学生の僕でも分かるぐらい警戒されてたんじゃないかな。桑田さんとか斎藤さんって」と2人の打撃の良さも松坂少年の心に深く刻まれていて、選考に大きく影響を与えた。

 そして3人目は「荒々しくてジャイアンツっぽくない」という個性と、5年間在籍で10本塁打を放つなど打撃面でも“トガって”いたガルベスを選出した。

 中継ぎには、先発登板が一度もない橋本清氏、抑えは先発部門で漏れてしまった槙原寛己氏の59セーブ(159勝)の凄さを説明し選出。これで「松坂少年が選ぶ巨人ベストナイン」が完成した。松坂氏は「こんなチームが組めたら素晴らしいんじゃないですか。制限がある中ではベストな選択ができたんじゃないですか」と納得の表情。横浜高校に続き少年時代に憧れた巨人のベストナインを選んだ松坂氏は、今後も他のチームのベストナインを「いろいろと思い出して話しながらやれたら」と第3弾への意気込みを語った。

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