巨人新加入“巨漢左腕”バルドナード ホロ苦デビュー…オスナに“確信歩き弾”浴びる

[ 2023年7月15日 20:01 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年7月15日    神宮 )

<ヤ・巨>6回から登板したバルドナード (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 1日に巨人と選手契約を締結したアルベルト・バルドナード投手(30=前ナショナルズ3A)が15日、ヤクルト戦(神宮)の6回に来日初登板。2死からオスナに一発を浴びるホロ苦デビューとなった。

 1―2で迎えた6回。2番手・船迫に代わりマウンドに上がった新助っ人左腕・バルドナード。先頭のサンタナへの初球に151キロの直球を投げ込むと、最後は外角へのチェンジアップで空振り三振を奪う上々の立ち上がり。続く村上を直球で押し込み遊飛に仕留めた。

 しかし、5番・オスナへの初球だった。ど真ん中に甘く入った直球を完璧に捉えられると、打球はあっという間に左翼スタンド中段に消えた。打ったオスナは確信歩き、バルドナードは打球を追い、マウンドに立ち尽くした。

 1メートル96、122キロを誇る巨漢左腕のバルドナードは21年にナショナルズで14試合に登板。シンカー、スライダー、チェンジアップが持ち球。中継ぎとして期待されており、2日に行われた入団会見では「これまでも米国で高いレベルでやってきたので、それを自信にして投げたい」と日本での活躍に自信を見せていた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月15日のニュース