坂倉だ!会沢だ!広島 9回1死から大逆転勝ち!起死回生の同点弾から、一気に勝ち越し犠飛

[ 2023年7月15日 19:59 ]

セ・リーグ   広島2-1DeNA ( 2023年7月15日    横浜 )

9回、ソロを放った坂倉(左)を迎える新井監督(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 広島は15日、2位・DeNAとの3連戦初戦を見事な逆転勝ちでものにした。9回1死まで0-1と沈黙が続いていたが、起死回生の逆転劇を呼び起こした。

 打線はDeNAの先発・今永を攻略できなかった。この日は菊池が11日の巨人戦で右腕に死球を受けてから3試合ぶりにスタメン復帰。プロ12年目、通算1488試合目で初の「4番・二塁」で名を連ねた。7回には先頭・菊池の左前打から、2死一、二塁の好機をつくったが、末包が二ゴロ。ホームが遠かった。

 先発の大瀬良は6回に今永にスクイズを許して、先制点を与えたが、7回2安打1失点と好投。それでも4勝目の権利なく、降板となった。

 結局、今永には8回無失点に抑えられ、9回は山崎が登場。このまま試合終了か、と思われた中で、1死から坂倉が山崎の直球を左翼席へ運ぶ起死回生の同点弾。試合を振り出しに戻した。

 さらにデビッドソンが二塁打で続くと、DeNAは山崎からエスコバーに継投。その後、小園の内野安打などで1死満塁の好機をつくると、代打・会沢が左犠飛を放ってついに勝ち越しに成功した。

 最後は矢崎が9回を抑えて、試合終了。3位のままだが、2位・DeNAとはゲーム差なしまで接近した。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月15日のニュース