DeNA守護神・山崎 9回に痛恨の救援失敗で6敗目…3位・広島にゲーム差なしと迫られる

[ 2023年7月15日 19:56 ]

セ・リーグ   DeNA1―2広島 ( 2023年7月15日    横浜 )

<D・広>9回途中降板の山崎(撮影・島崎忠彦)
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 2位・DeNAは15日、本拠での広島戦(横浜)で1―2と痛恨の逆転負け。1点リードの9回、守護神・山崎康晃投手(30)が坂倉に同点ソロを被弾するなど逆転を許し6敗目。3位・広島とゲーム差なしまで迫られた。

 先発の今永は4回まで打者12人で抑えるパーフェクト投球。5回2死からデビッドソンに左前打を浴び、初安打を許すも7回無失点。6、7回と2イニング続けて得点圏に走者を背負うも、あと一本を許さず8回を投げ切り、7勝目の権利を手にして降板した。

 試合は広島先発・大瀬良との1点を争う白熱の投手戦となる中、6回に無死一、三塁の絶好機が到来。ここで今永が難なく初球で投犠打を決め、待望の先制点。自らのバットで試合を動かした。

 7回で100球を超えた今永だったが8回も続投。2死から野間に中前打を浴びるが、秋山を二ゴロに打ち取り降板。8回打者30人に対し124球、被安打5、奪三振7、与四死球1の無失点という好投だった。

 しかし9回、守護神・山崎がまさかの乱調。1死から坂倉に痛恨の8号同点ソロを被弾。今永の白星が消えるとともに、大瀬良の黒星も消滅することになった。

 さらに山崎は続くデビッドソンに二塁打を浴びたところで降板。3番手にはエスコバーが起用されたが1死満塁としてしまうと、会沢に左犠飛を打たれ土壇場で逆転負け。救援失敗の山崎は6敗目を喫した。

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