エ軍ネビン監督 怒りの懲罰交代!レンヒーフォの緩慢守備に苦言 「どうしても許せなかった」

[ 2023年7月15日 19:30 ]

レンヒーフォ(左)を諭すエンゼルス・ネビン監督(AP)
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 エンゼルスは14日(日本時間15日)、本拠地でアストロズと対戦。5-7で敗れ、球宴を挟んで6連敗。今季初の借金「2」となった。

 大谷翔平投手が「2番・投手兼DH」の二刀流で先発する中、守備の乱れが失点につながったケースにネビン監督が苦言を呈した。

 特に5回、勝ち越しを許してなおも1死二塁。4番・アブレイユを平凡なゴロに打ち取ったかと思われたが、三塁・レンヒーフォがグラブで弾いて後逸する痛恨の失策。その間に4点目を献上した上、アブレイユは二塁まで進んだ。レンヒーフォは直後の攻撃で代打を送られて交代した。

 ネビン監督は「ミスは誰にでもある。次のプレーが大事だ。どうしても許せなかった。最大限努力しているように見えなかった。アブレイユを二塁まで進めたことは容認できなかった」と後逸した後の緩慢プレーを指摘。結果的にさらなる失点につながらなかったとは言え、決して俊足とは言えないアブレイユの進塁を許したことをとがめた。

 レンヒーフォは「あれ(緩慢守備からの交代)から学んだ。もっと努力できると思う」と引き締め直していた。

 一方、大谷は打っては5打数2安打をマークも投げては6回途中5失点で降板し、5敗目を喫した。前回登板の4日・パドレス戦では右手中指の割れた爪とマメの影響で途中降板。11日の球宴では打者に専念したことで、中9日という万全の状態で8勝目を目指していた。しかし、4回から明らかな逆球を投じるなど制球に苦しみ、先頭から3連続四死球。爪を見つめて状態を確認するシーンもあった。

 ネビン監督は試合後、6回先頭で四球を出した大谷を降板させたことについて「6回まではそこまで影響を感じなかったが、翔平が6回の先頭打者に四球を出した時におかしいと思った」と説明。今季はこれまで主に中5日で登板してきたが、次回先発については「指の状態を見なければいけない」と語った。

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