マリナーズ本拠でまた異例の大合唱「翔平が欲しい！」　エ軍本拠では切ない「翔平残って」プラカード

ア・リーグ   エンゼルス5ー7アストロズ （ 2023年7月14日    アナハイム ）

＜エンゼルス・アストロズ＞6回途中、4失点で降板する大谷（撮影・沢田　明徳）
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　エンゼルス・大谷翔平投手（29）が14日（日本時間15日）の本拠地アストロズ戦に「2番・投手兼DH」で先発出場。打っては5打数2安打をマーク、投げては6回途中5失点で降板し5敗目を喫した。チームは5－7で敗れ、球宴を挟んで6連敗。今季初の借金「2」となった。

　今オフにFAとなる大谷の去就は全米の注目を集めており、この日、タイガースとマリナーズが対戦したシアトルのTモバイル・パークでは、大谷にラブコールを送る大合唱が起きた。MLB公式のダニエル・クレーマー記者ツイッターによると、8回裏の攻撃前に、スタンドから「We　want　Shohei！（翔平が欲しい）」というコールが起きたという。

　大谷は11日（日本時間12日）に同球場で行われたオールスター戦では2度打席に立ち、いずれの打席もスタンドから「Come　to　Seattle！！（シアトルに来て！！）」の大歓声が沸き起こっていた。

　一方、この日のエンゼルスタジアムでは、大谷が二刀流で登場したが味方の守備の乱れなどもあって6連敗。さすがの大谷もいら立ちを隠せない表情を浮かべた。

　スタンドでは「Stay　Shohei（翔平残って）」と懇願するプラカードが掲げられるなど、シアトルとは対照的な物悲しい光景も見かけられた。ネット上では「STAY　SHOHEI！！とかチャントないんかな」「『STAY　SHOHEI』のプラカードが胸に沁む…」「『STAY　SHOHEI』ボードに泣けた」などとコメントが寄せられた。