メジャー初対決は吉田正尚が“完勝”20代最後の日に日本選手初の8戦連続マルチ 鈴木誠也は4タコ

[ 2023年7月15日 11:54 ]

インターリーグ   カブス3-8レッドソックス ( 2023年7月14日    シカゴ )

7回に中前打で出塁した吉田(左)は続くターナーの2ランで生還し2人でマッスルポーズ(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(28)が14日(日本時間15日)、本拠地シカゴでのレッドソックス戦に「4番・右翼」で、レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は「2番・DH」でそろって先発出場。鈴木は4打数無安打に終わったが、吉田は日本選手初となる8試合連続マルチ安打を記録した。

 鈴木は2回に先頭で空振り三振に倒れると、1-4の3回2死一、三塁の好機は二ゴロ、6回1死の第3打席は遊ゴロ、8回2死の第4打席は空振り三振と4打数無安打に終わった。

 前半戦は一時不振に苦しんだものの最後は6試合連続安打で締めくくり、前半戦最終戦となった9日(同10日)のヤンキース戦では出場36試合、154打席ぶりとなる7号を放ったが、この日は快音が響かず連続安打も6で止まった。

 一方、吉田は初回1死の第1打席はニゴロ、3回無死二塁の第2打席は中直、5回先頭の第3打席は一ゴロに倒れたが、7回1死の第4打席で中前打を放ち、8試合連続安打をマーク。続くターナーの2ランを呼び込んだ。9回無死一塁の第5打席は左前打を放ち、イチロー(マリナーズ)を超えて日本選手最長の8試合連続マルチ安打とした。

 吉田はイチローに並ぶ日本選手最長の7試合連続マルチ安打と絶好調をキープし前半戦を終えたが、後半戦になっても勢いは衰えず、打率は・317に上昇した。15日に30歳の誕生日を迎える吉田にとって、20代最後の日は記念すべき1日となった。

 試合は8本塁打が飛び出す空中戦となったが、6発13安打8点のレッドソックスが快勝した。

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