元レッドソックスのオルティス氏、大谷のトレード提言、勝てるチームでプレーする必要がある

デービッド・オルティス氏（AP）
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　元レッドソックスのスター、デービット・オルティス氏が、球団に対して大谷翔平のトレードをまとめて欲しいと考えていると、ボストングローブ紙が報じた。

　「チームの半分を差し出しても良い」と言う。「大谷がいらないチームなんてない。なんてすごい選手なんだ。球界でいろんなものをたくさん見てきたけど、打てて、投げられて、正気じゃない」と話す。「言っておくけど、ああいう選手は勝てるチームでプレーする必要がある。エンゼルスはトレードすべき。彼らは大谷と再契約できない」と言い切る。

　ただしオルティス氏は、レッドソックスが大谷をトレードで獲得する場合は、来年以降も契約できるとわかっていないとだめだと指摘する。レンタルのトレードでも、相当高い値段が付くからだ。「2カ月のために、4人から6人のプロスペクトは出せない。意味がない」と説明する。

　では仮にトレードできたとして、オルティス氏は大谷が長くレッドソックスにとどまりたくなるよう、どんな口説き方をするのか？「歴史ある球団で、彼は大きな影響を与える存在になれる。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で見たように、彼は優れた野球選手であるだけでなく素晴らしいリーダーでもある。レッドソックスには良い、若い、才能ある選手たちがいる。だがリーダーが足りない。彼があのリーダーシップをチームにもたらしてくれる」と話していた。