大谷獲得球団の年俸負担額 8月1日以降なら13億9000万円、スモールマーケットチームも参戦可能

[ 2023年7月15日 07:18 ]

エンゼルス・大谷翔平
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 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が大谷翔平のトレードの可能性について14日(日本時間15日)に論じている。

 野球データサイト「ファングラフス」によると、現時点でエンゼルスのポストシーズン進出の可能性は10・9%。オールスター前に10試合で9敗を喫したが、後半戦もこの調子なら、アート・モレノオーナーへのプレッシャーが高まっていく。

 もし大谷をトレードせず、オフにFA市場で失えば、補償で得られるのは全体で75番目から80番目(3巡相当)のドラフト指名権1つだけだからだ。

 14日からザカリー・ネト遊撃手、マット・ムーア投手が戦列に復帰してくる。アンソニー・レンドン三塁手もかなり早く戻ってくる見込み。アストロズ、ヤンキースとの両シリーズの結果やいかに?

 モレノオーナーが公けに宣言でもしない限り、大谷トレードについての球界の興味、好奇心はデッドラインまで高まっていく一方だ。

 大谷を獲得した球団の年俸負担額は8月1日以降なら1000万ドル(約13億8600万円)で済む。ゆえにトレードするとわかれば、スモールマーケットの球団も獲得に動き出す。

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