大谷　後半戦開幕からリアル二刀流で連敗止める　球宴打者専念で中9日調整

エンゼルス・大谷翔平
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　エンゼルス・大谷翔平投手（29）が後半戦開幕となる14日（日本時間15日）の本拠地アストロズ戦に投打同時出場する。

　オールスター戦終了後、試合前日について「準備をしたい」と語っていたように、この日は投手の調整に充てたとみられる。4日のパドレス戦では右手中指の割れた爪とマメの影響で途中降板。球宴では打者に専念したことで、中9日という万全の状態で8勝目を目指す。一方でチーム状況は深刻。今季ワースト5連敗中でワイルドカード圏内に5ゲーム差の地区4位。トラウトら故障者続出が響き、9年ぶりのプレーオフ進出へ崖っ縁だ。

　8月1日（同2日）のトレード期限を控え、大谷の移籍に関する話題も再燃中。スポーツ専門局ESPNの看板記者バスター・オルニー氏が関係者への取材を基に、番組内で「もし大谷がトレードされることになれば、獲得に最も意欲的に動くのはヤンキース」と発言。チーム状況や左打者に優位であることなどを利点に挙げ「ヤ軍は獲得に出費を惜しまないだろう」と続けた。（柳原　直之）