高校野球で大混乱 打順の間違いで35分の中断 本部「レアケースが生じた」

[ 2023年7月15日 19:24 ]

第105回全国高校野球選手権千葉大会・3回戦   木更津総合―市川東 ( 2023年7月15日    袖ケ浦 )

打順の間違えにより、35分も試合が中断する事態となった
Photo By スポニチ

 木更津総合は毎回得点の16得点で市川東に5回コールド勝ちした。3回の攻撃で途中出場の村山晴基(3年)が打順を間違えてアウトになり、35分も中断する異例の場面があった。

 村山は一邪飛に倒れるもファウルと思い込み、再び打席に立ったことで「打順間違い」につながった。後続の打者に代打がつげられた際、打順の誤りが判明。これにより後続の打者がアピールによりアウトとなった。審判団の協議、記録の確認、両チームへの説明などで試合が35分も中断する事態となった。

 木更津総合の五島卓道監督は「(プレーの)前に(相手の選手が)落としたり、取れなかったりしていたことも布石としてあったのかもしれない」と選手をかばった。本部は「(交代選手について)審判とやりとりしているうちに、2回打ちをしているということが分かった。レアケースが生じました」と説明した。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年7月15日のニュース